2年生は、図画工作科の時間に「アマビエ」の紙版画に挑戦しています。「アマビエ」とは、江戸時代に今の熊本県の海に現れた、長い髪、くちばし、うろこを持つ、3本足をした半人半魚の妖怪です。その姿を写した絵には、疫病退散のご利益があるといわれています。
まず、アマビエの頭と体を切り取り、貼り合わせます。そして、様々な材質の紙を使い、顔やうろこ、髪の毛等をつくり、貼っていきます。子供たちは、「コロナやインフルエンザに負けずに学校に行きたいから、強そうな顔にするぞ」「みんなが幸せになってほしいから、うろこにハートやクローバーの模様を付けるよ」と、自分の願いに合った「アマビエ」になるように、表情やうろこの模様を工夫してつくりました。
最後に、出来上がった「アマビエ」に、ローラーで黒いインクを塗り、紙を重ねて刷ります。紙を剥がすと、「きれいに刷れたよ!」「うろこの模様が、いいかんじ!」と、みんな大満足の仕上がりになりました。
この作品は、2月4日(土)の授業参観に掲示します。個性溢れる様々な「アマビエ」を、お楽しみください。